保育園の費用無料化は実際いつから始まる?認可外保育園も支給対象になるの?

      2018/02/27

スポンサーリンク

どーもNYパパです。

 

 

今、問題の幼児教育無償化の話、着々と進んでいますね。

 

 

そもそも幼児教育無償化とはなんでしょう?

 

幼児教育無償化について

 

幼児教育無償化は、幼児教育の重要性に鑑み、すべての子供に質の
高い幼児教育を保障することを目指すものであり、「働き方改革実行計
画」(平成 29 年3月 28 日働き方改革実現会議決定)、「経済財政運営と
改革の基本方針 2017 について」(平成 29 年6月9日閣議決定。以下「骨
太の方針」という。)において「財源を確保しながら段階的無償化を進
める」等とされている重要課題である。

引用元 文部科学省資料より

 

要するに、保育園や幼稚園に通う子供の費用をタダにするという事です。

 

 

現在(2017年12月4日)、政府が8日(四日後)に閣議決定する2兆円規模の政策パッケージの全容が明らかになりました。

 

安倍首相が公約していた幼児教育の無償化政策には約8000億円を投じるとの事です。

 

 

日本社会の少子化を止める大事な引き金の一つですね。

関連記事はこちら

 

しかしサッカーの本田圭佑選手は「タダは人をダメにする」と幼児教育無償化政策には、反対意見のようです。

 

 

まあ、いろんな意見がありますが、小さい子を持つ親からしたら、ありがたい話ですよね?

 

 

実際いつから無料になるの?

2017年12月4日現在の情報では、幼児教育無償化は

 

2019年に1部(5歳児の無償化)実施され、2020年の4月から全面的に実施されるとの事です。

 

 

ここまで実施時期が伸びたのは、財源確保のために猶予が必要で、

 

2019年、消費税を10%まで引き上げ、その税収を幼児教育無償化の財源とするためです。

 

 

今現在、0歳、1歳のお子様をお持ちの方ならちょうどいいタイミングですね!

 

 

無償化の条件、対象は何?認可外保育園は対象なの?

気になる無償化の条件ですが、

 

政府は当初、全ての子供たちの、保育園、幼稚園を無料化が対象でしたが、

 

参院選後に認可外保育園は対象外と報じられ、

 

 

「認可に預けられず仕方なく認可外に通わせている家庭もあるのに不公平」

 

 

などの声も多く、物議を醸しましたが、

政府も方針を転換し、現在も検討中です。

 

 

さて、気になる条件と、対象はどうなのでしょうか?一緒に見て行きましょう。

 

3~5歳の保育園

 

認可保育園 全員無料

 

認可外保育園 認可保育園の平均保険料月35000円支給を検討だが、

専門家の検討の場を設けたうえで来年夏まで結論を先送りする方針。

 

3~5歳の幼稚園

 

国が定める幼稚園の公定価格(上限25700円の支給を検討)

 

0~2歳の保育園

 

生活保護世帯と、住民税の非課税世帯全て
(非課税世帯は給与所得者標準世帯の年収でみると、2,560,000円未満の方)

 

 

2017年12月現在はこのようになっております。

 

認可外保育園は当初は対象から外れましたが、今現在は上記で述べた通り、

 

結論は来年末まで先送りとの事です。

 

 

認可外保育園は施設ごとで費用が違うので、無料にはならないところも出て来るかもしれませんね。

 

なんにしろ、このまま補助金支給の方向で進むことを願いますが。。

 

そもそも認可外保育園とは何?

 

ここもで読んでもらった方の中には認可外保育園について知らない方もいるかもしれません。

 

 

認可保育園と認可外保育園では条件が違うなど、色々言われてますが、そもそも認可外保育園とはなんなのでしょうか?

 

 

簡単に説明します。

 

認可外保育園とは

認可外保育園とはその名の通り、

 

国が定めた認可基準(施設の広さ、保育士の人数、給食設備、防災設備など)をなんらかの理由で基準をクリアしてなかったり、行政で認可されなかった保育園です。

 

 

認可されなかったから悪い、などではなく認可による規制で縛られるのが嫌で、あえて認可外のまま運営している保育園もあります

 

 

基本的に、国や自治体からの補助を受けることが出来ないので、保育料は認可保育園に比べて高い保育園が多いです。

 

 

運営は民間で行なっており、入園についても園に直接問い合わせます。

 

 

 

幼児教育無料化について思う事

スポンサーリンク

 

幼児教育が無料になり、僕的に思う事が何点かあるので挙げていきたいと思います。

 

待機児童はどうするのか? 保育士などの人材確保は?

 

一番の気になる点はこれですね。

 

無料になるのはいいが、保育士、保育園がないとどうしようもありません。

 

これについては政府は、

 

 

待機児童対策に約3000億を充て、2020年度末までに32万人分の受け皿整備を進める方向です。

 

 

さらに待機児童解消を「当面の最優先課題」として、

 

保育士の賃金を2019年4月から月3000円上乗せするとの事です。

 

 

しかし、たった3000円、、と思ってしまいますね。。

 

保育園の質は低下しないか?

 

低所得層のみの無償化は分かりますが、

 

 

全ての子供たちが対象になると、これまで以上に保育園に通う人は多くなりますよね?

 

 

質の良い保育園を作るための補助金などに、費用を充て、

高所得層の人たちはそういうちょっと費用の高めの保育園に入園させ、子供を分散させないと

 

 

保育園に子供を詰め込み過ぎても、目が届かないし、保育士さんも大変だと思います。

 

 

何より、今の設備や人員で対応できるのか?というのが気になりますね。

 

ニュージーランドでも2007年に幼児教育を無償化し、

 

 

保育士の給与水準は小学校教諭並みに引き上げられているとの事です。

 

 

保育士免許は更新制で、資格のレベルにより給与が異なるそうです。

 

 

3000円給与を上げるとかもいいですが、もっと必要なところ(設備、人材)に資金を投入して、

 

いろんな水準を上げていかないといけないのかな?と思います。

 

 

 

消費税増税

 

うまく認可保育園に入れたら、めでたく保育料がタダになりますが、

 

 

税金が10%に上がるので、なんとも言えないですね。。

 

子育て世代と関係のない世代からしたら、ただの増税にしか感じないと思います。

 

話は変わりますが、ニューヨークに初めて来た時、消費税がすごく高いと感じました。

 

さすがニューヨーク!

 

 

その時日本は消費税が5%でした。

 

ちなみにニューヨークの消費税は8.875%です。

 

10%になったら日本の方が高くなってしまいますね😅

 

結局、無料保育の期間は決まっていますが

 

増税による家計への負担はずっと続きますからね。

 

 

 

まとめ

子育て世代からしたら、なんて助かる話でしょうか!と思いますが、そんな単純な話でもありませんね。

 

あいにく僕はアメリカに住んでいますが、子供の保育園がタダになったら。。。なんて考えたら羨ましくてしょうがないですが。

 

 

ニューヨークの保育園はとんでもなく高いので😢

 

 

増税やら、不況やら、どの世代でも生活していくのは大変ですが、

僕たち子育て世代がどんどん子供を作り、育てていけるような環境を、本当に作って欲しいですね。

 

スポンサーリンク


 - お役立ち, 育児