赤ちゃんの包茎手術は早いうちにするべきなのか?メリットとデメリットとは?

      2018/02/27

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どーも。NYパパです。

 

 

2週間前に生まれたうちの二番めの子も、産まれてすぐに割礼したのですが、最近痛々しさもなくなり、馴染んできました。

 

 

最初は、出血した際の血がオムツに付いていて、痛々しく、大量のクリームを塗ってましたが、今は立派なおチンチンの出来上がりです😊

 

 

今日は赤ちゃんの割礼についてお話ししていきたいと思います。

割礼とは?

そもそも割礼とはなんでしょうか?

 

 

赤ちゃんの割礼というと、日本ではあまり馴染みがない事だと思いますが、

 

 

簡単に言うと陰茎の包皮を切除する事です。

そう、

 

 

おチンチンの余った皮を切っちゃう

と言う事です。

 

いわゆる 割礼=包茎手術 という事ですね。

 

 

ユダヤ教、イスラム教、キリスト教など、宗教上の問題、

風習的な問題など、割礼する理由はありますが、

 

 

一番の理由は衛生上の予防としてされる場合が多いです。

 

 

亀頭に皮がかぶっていると、恥垢が溜まってしまいます。

 

 

これを放置していると

 

 

嫌なにおいの原因になりますし、雑菌の温床にもなります

 

 

そして、恥垢は、雑菌をたくさん含んでいます。

 

 

エイズなどのウィルスの感染源になっているという研究結果もあるそうです。

 

 

皮を剥いて、綺麗に毎日洗って清潔に保つことができれば問題はないことですが。。

 

 

ちなみに成人男性の包茎(皮かむりのおチンチン)だと次のような病気になりやすいそうです。

 

 

亀頭包皮炎、陰茎がん、ケーラー紅色肥厚症、子宮頸がん(包茎男性との性行為での感染)

 

性病に至っては、淋病、クラミジア、HIVなど、

 

考えられるすべての性病についての発症リスクは高まります。

 

割礼の方法は?

 

割礼の方法はシンプルなもので、

 

子供のおちんちんの先の包皮を引っ張り、適度な長さで切り落とします。

 

新生児の場合だとほぼ100%真性包茎

 

(おちんちんの先を包む皮の皮膚の口が狭くて、おちんちんの先が大人みたいに出せない状態の包茎)

 

なのでその方法ですが、大きくなってくると、包茎も色々な種類のものが出てきます。

 

そうなると包茎手術のやり方も変わってきます。

 

割礼することによるメリット

 

衛生面で良い

むき出しになっているから、隅々まで洗いやすい。

 

病気予防

皮が被ってないので、恥垢が原因の病気にはなりづらい。

 

後々に楽

年頃になって、包茎になる心配がないので気楽

 

おしっこが飛び散らない

小さい頃は大体みんな包茎なので、おちんちんが皮を被っています。

 

なのでおちんちんを包んでいる皮がまだ長くダブついているため、

子供によっては、

 

一度おしっこが皮の中に溜まって、

プクッと膨らんでからいきなり出たり、

飛び散ったりということがあると思います。

 

割礼することによるデメリット

 

・痛み

生まれたばかりの赤ちゃんも、痛みを感じるし、

手術を失敗するリスクもある。

 

・子供の同意が得られない

出産直後の赤ちゃんなので、意思表示ができない。

本当はしたくないかもしれないですね。

 

・いじめに遭う可能性

ある程度の年齢になった時に、(例えば小学校の修学旅行など)

おチンチンが、周りと違うことにより、いじめられたりする可能性が出てくる。

しかし、これは日本の場合ですね。

 

割礼している国の割合は?

引用 https://commons.wikimedia.org/wiki/Main_Page

 

図を見ると、中東、東欧、東南アジアのイスラム圏がやはり多いようです。

アフリカも多いですね、後は北米、オーストラリア、それと韓国も。

 

アメリカでの割礼の実情はどうなの?

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アメリカはどうなのでしょうか?キリスト教徒が約8割を占めるアメリカ合衆国では、割礼は珍しくありません。

 

 

ちなみにアメリカではCircumcision「サーカムシジョン」

と英語で言います。

 

90年代までは、多くの男児が、割礼を受けていたそうですが、

 

衛生上の必要性は薄いと示されるようになり、手術自体も新生児にとってハイリスクかつ非人道的との意見が強まって、

1998年に小児科学会から包皮切除を推奨しないガイドラインが提出されたそうです。

 

これを受け、包皮切除を受ける男児は全米で減少してきてはいますが、

現在でも6割程度の出生直後の男児が、割礼手術を受けています。

 

 

アメリカ人の中でも、割礼をするのは、白人が圧倒的に多く、

次に黒人、後は他の人種がチラチラと言う感じです。

 

日本人の男の子の赤ちゃんの包茎手術に対しての実情は?

 

アメリカを含め、いろんな国の割礼の事情をお話ししてきましたが、

 

日本はどうなのでしょうか?

 

今度は日本の事情をお伝えしていきたいと思います。

 

日本人の割礼の割合はほぼ0%に近い

 

冒頭でも言いましたが、割礼は日本では馴染みがありません。

もちろん衛生上ではいいのですが、

 

やはり新生児、乳幼児での割礼は宗教的な理由で行うところが多いからだと思います。

 

アメリカだと、生まれる前にお医者さんから聞かれるくらいメジャーなのですが、

 

日本ではそんな事もないし、みんなしていないので余計に機会はないのでしょうね。

 

ところで日本人の包茎の割合は?

 

これはすごく気になるところですね。

 

包茎には大きく分けて3種類あります。

・仮性包茎

通常時は亀頭が露出せず、皮を被っているがてで剥く事が出来る状態

 

・真性包茎

通常時から祈祷が露出しておらず、手で皮を剥くこともできない状態

 

・カントン包茎

包皮口が狭い仮性包茎を無理に剥いて、包皮口が亀頭の根元を締め付け、元に戻す事が出来なくなる包茎。

 

腫れてしまう場合もあり、陰茎を圧迫して亀頭部分が鬱血する恐れもあるので注意が必要です。

 

そして日本人は10人中に7人が何らかの包茎と言われています。

そう、

 

包茎の割合は70%なのです。

 

 

実際は日本だけでなく、割礼の習慣がない国は大体そんな割合になります。

 

 

70%の包茎のうち、80%くらいの人が仮性包茎で残りが真性包茎カントン包茎になります。

 

僕が2人の息子の手術を決断した理由

 

僕は息子二人とも出産時に割礼手術をしました。

理由としては、メリットの所でも書いてますが、

 

 

衛生面でも清潔でいいと思うし、楽だし、後に煩わしい思いをしなくてすむかな?

 

 

と思ったからです。

 

僕自身が、小さい頃に父親におチンチンを洗われて、大泣きしていたのを覚えています。(弟もでした)

 

恥垢がたまるので、(匂いも臭い)チンチンの皮をむいて、恥垢をお湯で洗い流すのですが、

皮もなかなか剥けないし、むいた後はお湯で流しながら指で恥垢を拭き取りながら綺麗に流すのですが、

 

 

これがものすごく痛いのです。

 

 

皮を剥くのも痛いですが、むいた後に出てくるおチンチンは、

 

むき出しの神経と同じです。

 

 

むき出しのまま、パンツなんか履いて、擦れたりなんて考えられませんでした。(今は普通ですが😊)

 

中学生の頃に少しずつ慣らせていって、なんとか今の状態(剥いている)にしましたが、

 

 

人によってはすごく苦労するし、手術が必要な人もいます。

 

なので、ワケの分からない赤ちゃんの時に済ませておくのは、僕的にはアリかなと思います。

 

割礼の手術の経過は?

 

二人とも最初は血が滲んで見た目は痛々しかったのですが、

1週間もすれば見た目も普通になってきました。

 

 

お医者さんからも7〜10日はお風呂に入れないで下さいと言われていました。

 

大体、へその緒が同じくらいに取れるので、

 

「ちょうど良かったね」と言ってたのを思い出しました。

 

お子様に割礼をしようか迷っている方は、、

 

これは本当に悩むと思います。

 

はっきり言って、思春期に勝手に剥ける人もいるし、

仮性包茎でも自分で剥きグセをつけていればいいとも思います。

 

 

小さい頃から、親がお風呂で剥いてあげて、洗ってあげて、

徐々に慣らして言ってあげるしかないですね。

 

 

ただ、仮性包茎で普段、亀頭が包皮に覆われている状態ですと、

やはり常時剥けている人に比べて、

 

湿気があり、匂いがしたりしやすいと思います。

 

毎日、お風呂に入って清潔に隅々まで洗っていれば問題はないと思いますが。

 

後、亀頭の形も覆われている分、少し小さかったり、

普段、保護されているから敏感になりやすい可能性も出てきます。。

 

 

大人になった時に本人がどう思うか、というのも気にはなりますよね。

僕の知り合いも何人か、思春期にこっそり包茎手術をした人がいます。

 

・包茎になるかもしれないから、今切っておくか?

・大きくなってその時に本人の意思に任せればいいか?

(男の子は結構こういう事は親にも言えず、自分で解決するしかないケースが多いです)

 

結局この二つしかないのですが。

 

まとめ

割礼について、肯定的、否定的、いろんな意見がありますね。

もちろんそうだと思いますが、

 

僕は自分自身、小さくてワケが分からないうちに勝手に済ませてもらってる方が絶対いいな。と思いました。

(僕は割礼してませんが笑)

 

なので出産する病院で、割礼手術が受けられる場合は、

 

 

ご夫婦で話し合って、後々に後悔しないように決めてください。

 

 

女性には分からない事が、たくさんあると思います。

 

男にしか分からない心情や悩み、体験なども考慮に入れて、

 

 

是非旦那さんと色々お話ししましょう。

 

 

割礼手術をしなくても後に、実際子供が年頃になった時に必要であれば、包茎手術を受けることもできますし。

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