保育園の騒音問題で苦情?トラブルにならないための対策や法律は?

      2017/12/04

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どーも、NYパパです。

まあ、今に始まった事ではないですが、保育施設の騒音問題。。深刻ですよね〜。

なにが深刻かって言うと、自分たちで子育てしづらい環境を作っていってることですよね。

騒音問題があるから、保育園の建設を中止させたり、反対運動をしたり、、、

昔はそんな話、聞かなかった気がしますが。

そんな自分たちの首を絞めてる日本の保育園の話をしてみたいと思います。

 

保育施設に苦情?

保育施設の子供の声や出す音を巡って、「うるさい」と苦情を受けたことがある自治体は、146自治体のうち、109自治体(75%)あるそうです。それが原因で、中止、延期した保育園も16件ほどあったそうです。

今回の選挙では、子育て支援も争点のひとつとなっていますが、東京都内では保育園の建設反対運動などが多発しています。足立区内の保育園では、周囲から苦情を受け、防音壁と屋根を設置したそうです。

 

子供はうるさいの?

子供はうるさいのが普通なのでは?

しかし、保育園の隣に住んでるとなるとまた、話は変わってくるかもしれませんね。

昔は近所に幼稚園はありましたが、全然気にした覚えはありませんでしたが、、

色んな人の意見を参考にしてみましょう。

●「私は保育所のすぐそばに住んでいるが、それほど騒音を感じない。子どもたちはずっと外にいるわけではないし、お昼やお昼寝などで室内にいる時間はとても静か。そして夜は確実に静か。おそらく保護者は道路で立ち話をしない、車で登園しないなど約束事があると思われ、そういったトラブルもない。むしろ大人が酔って騒ぐ声が迷惑」(東京都・40代女性)

 

「私の住んでいる集合住宅の隣は市立保育園だが騒音など全く問題になったこともない。むしろ隣に保育園がありすぐ近くに小中学もありこんな便利な立地はないと思う。なぜ保育園が問題になるのか理解できない」(大阪府・50代女性)

 

「保育園建設についての反対運動が起こると、反対する住民側に寛大さが足りないなどと、反対側が悪者であるかのような論調の記事が多く見受けられるが、一概にそうとも言えないのではないか。近隣の保育園を見ても、お迎え時間には、ずらっと路上駐車の車が並び、近隣に迷惑な状態が続いており、改善する兆しも見られない。保育園利用者側に、働いて子供を育てるのは大変なのだから、少しぐらい迷惑をかけてもいいんだという甘えのようなものがあるのではないか。保育園建設に反対する住民が多いのは、このような保育園利用者側のマナーの悪さも原因となっているということにもきちんと触れて欲しい」(神奈川県・40代女性)

 

「子供を放し飼いにしてちゃんとしつけないのに『社会の一員』『手当を寄越せ』など勘違いの極み。良いとこ取りだけして子供がいれば何でも許されると思わないで。まず『公園・校庭以外の公共の場所(特に交通機関)で走り回らない』『大声・奇声を上げさせない』の義務を徹底して果たしてから権利を主張して」(神奈川県・40代女性)

 

「会社の近くで保育園のお迎えに来て立ち話を延々していますが、そんなお母さんを見て育った子供は同じことをしています。それもあって保育園建設が嫌がられるのだと私は思っています」(愛知県・40代女性)

 

「保育園で子供の遊ぶ声を騒音ととらえたり、電車内のベビーカーを邪魔と思ったりするような大人のゆがんだ心のあり方に問題あり」(海外・40代女性)

 

「待機児童の改善につながる保育所の増設について、計画地近隣住民の反対により頓挫したりする例がありますが、子供の声を騒音と認めないよう法令に明記してはどうでしょうか? 子供に寛容でない社会で子供が増えるでしょうか? 子供が減り続けると国が滅ぶのは明白と思いますが、そういった意識を全ての人に持ってもらいたいと思います」(京都府・30代男性)

 

「保育園は送り迎えの親の車の問題(駐車場)が一番な問題になる。送迎のバスなどで緩和を図らないと周辺の理解も得られない可能性が。騒音対策は保育指定区域制度などで近隣住民への税制的メリットを国として保証するなど、保育園側が余分なコストや手間をかけなければならない現状を改善する必要あり」(千葉県・30代男性)

 

「働きたい母はたくさんいるし、保育園では一人っ子はほとんどいない。介護施設の一角に、必ず保育施設をつくり、空きが出てきたら転用すれば、無駄にならないのでは。子供がいると、お年寄りも楽しいと思うし」(東京都・30代女性)

引用元 朝日新聞DIGITAL

色んな意見があるので、一概にどちらが正しいとは言えませんが、確かに迎えに来ている保護者がうるさく、マナーが悪いと言うのは迷惑かもしれませんね。

 

アメリカの場合は?

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アメリカは広大で、子供の騒音なんて気にする感じではないと思いますが、

僕の住んでるニューヨークの場合でしたら、東京のように、密集してるし、環境的には似てるんじゃないかと思います。

ニューヨークの保育園は、いたるところにあり、マンションの一階が保育園だったり、住宅地の中にあったりなど、

一般家庭の家と、かなり近いところに保育園がありますが、そう言う苦情まがいな話は、聞いたことがありません

と言うか、保育園の前を通っても全然、音なんか聞こえてきません。

住宅地近くにある公園に、みんなでお散歩に行っても、「うるさい!」なんて言ってる人も見たことも聞いたこともありませんね。

アメリカの建物は基本、コンクリートだし、冬もかなり寒くなるので、すごく丈夫に作られていますし、

建物の遮音性や防音性はすごく高いと思います。なのでよっぽどうるさくない限りは、音は漏れないのでしょうね。

 

うるさいのは結局どうしたらいいの?対策は?

子供がうるさいのは、ある程度はしょうがない事だと思いますが、

「我慢しろ!」とも言えないので笑、一緒にみて行きましょう。

 

建物の防音設備

 

ここからしっかりすれば、だいぶ変わるのではないかと思います。

音楽やダンスや、お遊戯など室内で、声も音も出るものは、やはりそれなりの防音設備がしっかりしていれば、外に漏れないのではないかと思います。

ニューヨークの保育園がうるさくないのも、建物の防音性がしっかりしていると言うのもあると思います。

僕の息子が行ってる保育園も、「え?こんなとこにあったの?」というような、マンションの一階にあります。

初めて見学に行った時も、全然見つけることができなくて、行ったり来たりしていました😅

 

地域住民との繋がり

 

昔は、地域との繋がりも深く、地域で子育てをしている感覚がありましたよね?近くのおじちゃんに叱られたりなどもよくありました。

今はそんな繋がりがある話も聞きません。なので余計に、地域住民と保育園などがうまくコミニュケーションを取っていくのが大事だと思います。

運動会など、少しうるさくなるイベントなどがありましたら、近隣の住民や、クレーマーに対して

「運動会のため、うるさくなりますが、ご勘弁してください。もしよかったら当日は遊びにきてください」

など挨拶をする、というのも大事な対策だと思います。

子供の騒音がうるさい、というよりその地域の、大人達のコミニュケーションが取れていないのも大きな原因の一つだと思います。

 

まとめ

しかし、子供の声を騒音。というのは少し悲しいですよね。

僕も息子がいるので、息子が嬉しくて騒いだりしてるところを、「騒音」だなんて言われたら、すごく悲しくなりますね。

昔、子供の頃に住んでたマンションの下の階の住人夫婦に、僕がドタバタうるさい!と苦情が何回も来て、

しまいにはトイレの流す音までうるさい。と言ってくるようになりました。

その方は夜勤の仕事をしていた方みたいで、子供はおりませんでした。

子供のうるさいのを知らなかったから、余計に腹が立ったのでしょうね。

一度気になったら、多分耳をすませて、僕の立てる音をわざわざ自分から聞いて、それでさらにイライラして気になってたのだと思います。

結局、こちらが度重なる苦情に疲れて、1年で引っ越してしまいましたが。

その後も、その家には何度も子供のいる家族が住んだと聞きますが、子供が住むと音が出る、というのが普通だと気付いたと思います。

国立国会図書館によると、子供の騒音に寛容な社会を目指すため、

ドイツでは2011年7月、連邦環境汚染防止法を改正し、託児施設や公園などの騒音は「環境への有害な影響を与えるものとは認めない」とする新たな規定を盛り込んだそうです。

保育園側も音量を抑える配慮は必要ですが、日本も子供にもっと寛容になってもいいのではないかと思います。

今、反対している人たちだって昔子供だったのですしね。

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