アメリカNYで出産!子供の国籍や手続きは?日本国籍の取得や条件は?
2018/02/27
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どーも、NYパパです。
ニューヨークで出産した場合、気になるのは子供の国籍。
出産した後も色々やる事がありますよ!
子供の出産届けはとても大事な手続きになります。
この記事では
出産後に必要な手続きや、
一時帰国するにあたり、気をつける事、
日本国籍の取得方法などについて説明しています。
必要となる書類の書き方なども載せてありますので
ぜひ参考にしてください!
Contents
アメリカで生まれた子供はアメリカ人
日本人と日本人。
日本人とアメリカ人。
日本人とアフリカ人。
など色々なカップルがいて出産してますが、
アメリカで生まれた子供は親が違う人種だろうと
アメリカ人になります。
ちなみに、子供がアメリカ国籍を持っていても
親は関係ありません。
子供が21歳になった時に規定以上の収入があれば、
親のスポンサーになり、親はグリーンカードを申請できます。
その場合はだいたい1年くらいで取れるそうです。
国籍目当てで、アメリカで出産しようとする外国人もいますが、
現地出産の予定が入国審査官に疑われると
入国拒否、強制送還になる可能性があります。
アメリカ国籍の取得の方法と必要なもの
出産した子供のアメリカ国籍取得の為に必要な手続きが
バースサティフィケイトの申請になります。
産後、子供の為の手続きは出生届、ソーシャルセキュリティナンバーの手続き、
日本国籍の手続きと、と子供の一生に関わる大事な手続きが待っています。
それでは、一番最初に申請するバースサティフィケイトの説明から見ていきましょう。
バースサティフィケイトとは何か?
バースサティフィケイトとは出生証明書で、アメリカで生まれたことの証明。
つまりアメリカは出生地主義である為、バースサティフィケイトが
国籍の証明という事になります。
バースサティフィケイトの申請方法
バースサティフィケイトの申請方法は、病院で出産後に
病院の係の方が手続き用紙を持ってきてくれます。
この時、ソーシャルセキュリティナンバーの手続き用紙も一緒に持ってきてくれます。
記入事項は
両親(僕たち)の名前、住所、生年月日など基本的な情報です。
申請手続きの時に気をつける事
基本的に簡単な内容なのですが、
持っていれば自分達の
ソーシャルセキュリティーナンバーを記入するので忘れないように。
後、子供の名前を記入しないといけないので
出来れば、
生まれる前までには、子供の名前を決めておきましょう!!
顔を見てから決めるのもいいですが、退院前までには提出なので
それまでに間に合うようにしましょう!
提出後は、SNSナンバーもバースサティフィケイトも2週間前後で郵送されてきます。
日本国籍の取得
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アメリカ国籍を取得したら、次は日本国籍を取得しましょう。
日本国籍は産後3ヶ月以内に、届出を出さないと日本国籍が取れなくなってしまうので気をつけましょう。
日本国籍申請の仕方
日本国籍の申請の仕方はまず、下記の資料を準備しましょう。
出生届書2通
領事館でもらえます。
郵送での用紙請求もできますので、産後バタバタする前に準備していた方がいいかもしれませんね。
こちらが資料請求フォーマットになります。
届出の提出先と届出用紙の請求先が、在ニューヨーク日本国総領事館で
Consulate General of Japan, Consular Section
299 Park Ave., New York, NY 10171
記入例はこちら
バースサティフィケイト 原本1通 コピー1通
(こちらは原本返却希望の場合はコピーが2通必要になります。)
後々に必要になると思うので。コピー2通を準備しておいたほうがいいと思います。
出生証明書の抄訳文(バースサティフィケイトの和訳文) 2通
領事館にフォームがありますので、そちらでもらえます。
記入例はこちらになります
両親のパスポートと滞在資格の確認できるものとそのコピー
両親のパスポートと、滞在資格が確認できるもの(ビザ、グリーンカード等)が必要です。
急ぎで日本国籍が必要な場合
例えば、出産後2ヶ月以内くらいに帰国の予定があったり、子供のパスポートが必要な方は、普通のやり方だと時間がかかってしまいます。
日本国籍は基本的にバースサティフィケイトが必要になりますが、
バースサティフィケイトが届くまでに2〜3週間はかかります。
ではどうすればいいのか?
医師に出生証明を記入、作成してもらう
バースサティフィケイトの代わりに、出生届書の右側の
出生証明書欄を医師、または助産師に記入してもらうことにより、
それが出生証明書として使えます。
ただし、
届書は日本語なので、日本語をかける医師、助産師になってしまいます。
アメリカ人の病院で出産される方は、領事館で違う用紙をもらえますので、それを持って記入してもらえば大丈夫です。
そうすれば、出産してすぐに日本国籍用の出生証明書ができます。
これで2〜3週間分は時間が稼げます。
しかし、国籍を申請するのも領事館を通してからだと、1ヶ月〜はかかります。
それも時間短縮したい場合も方法があります。
直接、本籍地の市区町村役場宛に郵送する
日本国籍の申請書類を全て準備した後に、領事館の職員の方にその旨を伝えて全て事細かにチェックしてもらいましょう。
そして、僕が領事館の職員の方に教えていただいたのは、
地元の役所の方も、いきなりニューヨークから出生届が届いてもびっくりして、
もしかしたら最悪やってもらえない場合があるかもしれない可能性もなきにしろあらず、
という事なので日本に送る前に、地元の役所に電話して、
海外出産したのですが、直接出生届を郵送したいという旨を伝えて、
書類記入に不備はなく、こちらの日本領事館で確実にチェックしてもらいましたので問題ありません。
とすでに領事館でチェックしてもらった出生届を送ります。という電話を事前にするという案です。
日本で処理してもらうと、比較的早く進み、約1〜2週間ですみます。
出来上がったら親に取りに行ってもらい、ニューヨークに送ってもらいましょう。
気をつける事
国籍書類申請に関して言えることは、この手続きは産後比較的すぐにしなくてはいけない事なので、出来れば
出産する前に、必要な届け出書類等を、準備しておく。
産後だと、旦那さんにすぐに行ってもらえばいいと思いますが。
あとは
アメリカ出生届は入院中にするので、赤ちゃんの名前は考えておく
日本国籍は3ヶ月以内に申請しないといけないのを覚えておく
とこんなところでしょうか。
まとめ
産後は大変で、あっという間に時間が経ってしまうと言います。
日本国籍の申請なども結構面倒ですが、期限を過ぎてしまうと国籍が取れないので大変です。
ちなみに僕は、産後仕事を休んでいる時に全部一気に済ませましたが、
後に回していたら多分面倒になっていたと思います。
子供の一生のことなので頑張ってやりましょう!
しかし、子供が日本国籍もアメリカ国籍も持っているなんて不思議な気分です。
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