牛乳の飲みすぎはダメ?子供と大人の下痢のなり方の違いは?

      2017/10/02

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どーもnyパパです。

うちの子供は最近まで牛乳が好きすぎて大変でした。

何が大変かと言うと、牛乳を飲みすぎてお腹いっぱいになり、ご飯をちゃんと食べなかったんです。

満腹感もすぐに消えるので、夜中や朝方におなかが空いて、ウマ!(牛乳の事)ウマ!(牛乳の事)と言って泣きながら起こされていました。

牛乳を無理やり減らしてからは、ご飯をちゃんと食べるようにはなりました。

今日は牛乳の事について色々調べたので良かったら参考にしてください。

牛乳の栄養

牛乳というと、カルシウムが豊富という印象がありますよね?

骨や歯を強くする、とか良く聞きませんか?

実はそれだけじゃなく、牛乳には色々と栄養がありまして、人が生きるために必要な栄養成分としての、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル(カルシウム、リン、カリウム等)がほどよく含まれています。

学校給食でも推奨されている牛乳です。

たくさんの栄養分が含まれているため、飲めばもちろん健康効果を得ることができます。

しかし飲み方や量を間違うと、逆効果にもなります。

下痢になる理由

牛乳を飲みすぎると下痢になりますよね?

下記が代表的な理由です

生活習慣や体調

 

冷たい牛乳を一気に飲んでしまうと牛乳の脂肪分、たんぱく質を胃が消化できずに下痢症になってしまいます。
僕も子供の頃は冷たい牛乳が好きでしたが。

乳糖不耐症

 

乳糖不耐症とは、腸に乳糖を分解する酵素が少ない(分泌されない)ことです。この酵素を「ラクターゼ」(乳糖分解酵素)と言います。

そして分解されずに残った乳糖が下痢を引き起こしているということです。

ちなみにヨーロッパの白人系の80~85%は生涯にわたって乳酸分解酵素を産生するため、成人でも牛乳や乳製品を消化することができますが、多くの日本人を含めたアジア人は乳酸分解酵素を産生する事が出来る人が少ないそうです。

詳しく知りたい方はこちら

MSDmマニュアル家庭版

子供と大人の違い

子供の頃は牛乳をたくさん飲んでも平気だったのに、大人になってから牛乳を飲むとすぐ下痢になった覚えはありませんか?

僕も子供の頃は(というか高校生くらいまで)牛乳を一日2リットル近く飲んでいました。

うちの兄弟4人いるのですが、みんな牛乳を良く飲んでいたので、冷蔵庫にはまとめ買いしていた牛乳がいつもだいたい10本から12本はあり、遊びに来た友達が良く驚いていました😁

大人になるにつれて、先ほど説明した乳糖を分解する酵素「ラクターぜ」が減少してしまいます。乳糖分解酵素は赤ちゃんのときは母乳を飲むから必要ですが、断乳してから徐々に減っていくそうです。

欧米人は日本人より遥か昔から牛乳を飲んでいますが、日本人が牛乳を飲むようになり始めたのは明治4年に、天皇が牛乳を毎日2回ずつ飲んでいることが新聞に載り、国民の間にも牛乳が次第に広まったそうです。

なので欧米人に比べて日本人の体が牛乳に慣れていないのでしょうね。

下痢にならない飲み方

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 温めて、ゆっくり飲む

牛乳を温めることで、腸への刺激が弱まり、ラクターゼの働きも盛んになります。そして温めることで低温による刺激を与えることなく、胃腸に馴染みやすくなります。

 

 噛んで飲む

牛乳を噛む様にして飲むことで、少量ずつ消化管に送り、さらに冷たい牛乳を噛んで口の中で温めることにより、消化吸収の負担を減らし、乳糖をうまく分解できるようになるそうです。

 

 乳糖を減らした牛乳を飲む

雪印メグミルクがアカディという乳糖を減らした牛乳を販売しています。これなら下痢になりづらいと思います。

 

代わりにヨーグルトやチーズを食べる

これははっきり言って牛乳ではないですが、ヨーグルトは乳酸菌の発酵によって乳糖の20 ~ 40%が分解され、減少しています。チーズは製造過程で乳糖の大部分がホエー(乳清)に移行して取り除かれています。したがって、ヨーグルトやチーズは乳糖不耐が起こりにくい食品といえます。

まとめ

牛乳の理想的な摂取量は、1日に200~400mlです。約コップ2杯分ですね。牛乳には豊富な栄養分があって、その分カロリーだって少なくはないです、そのため、必要以上に飲めばカロリーを取りすぎますし。他にもお腹を壊したり、気分が悪くなったりします。

特に大人になってからは、子供の頃のようにたくさん牛乳を飲めなくなってしまいましたが、ココアにしたり紅茶にしたり、料理に混ぜたりしながら適量を摂取していけばいいと思います。

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