アメリカで保険なしで妊娠、出産?メディケイドとは?費用は?学生ビザは?
2017/11/13
スポンサーリンク
どーも!NYパパです。
ニューヨークで、生活するのも一苦労なのに、ましてや出産なんて大変!と思いますよね。
はい、すごく大変です😅
他の国と比べても、アメリカの医療費はかなり高額な方です。
妊娠、出産費用もまともに払ったら、セレブリティでもない限り、とんでもない事になってしまうでしょう!
そこで、ニューヨークでの出産に必要な費用の平均を大体まとめてみました。
ニューヨークで妊娠、出産にかかる費用
ニューヨークで、妊娠、出産をするとなると、大体平均で150〜200万はかかります。
関連記事 アメリカNYでの出産費用は?日本との違いは?出産事情は?
これは保険に入ってて、保険屋さんが実際に病院に払っている金額になり、実際の負担額は数十万円になります。
しかし、これはあくまで保険に入っているのが前提の金額になります。
病院から、保険屋さんにもともと提示されていた金額はもっとお高いはずです。
なぜなら、保険屋さんが値切り交渉をしているからです。
なので、保険屋さんを通してなかったら、下手したら2倍、3倍、もしくは5倍近くの金額を請求される可能性もあります。
保険に入るにしても、個人で妊娠、出産をカバーする保険に入るには月々10万近くは保険料を払わなければいけません。
学生ビザや低所得者の場合
妊娠しても、妊娠をカバーする保険に入るには、月々かなりの保険料を払わないといけません。
駐在員の奥様方は、大体旦那さんが会社で企業の保険に入っていて、その保険で妊娠、出産を負担してくれるケースが多いと思います。そして出回っている情報も大体、保険を通しての費用がほとんどです。
では、こっちで働いているけど、まだ低所得だったり、学生ビザで収入がない人たちは、どうすればいいのでしょうか?
ニューヨーク州の医療保険
保険に入りたいけど、入れない。
出産したいけど、お金が払えない。
そういう人は、アメリカ政府に負担してもらうのです。
え?そんなことが可能なの?と思うと思いますが、可能です。
ただし、妊婦さんに限り可能です。
メディケイドといい、ニューヨークに住む、低所得者に提供されるアメリカの公的医療保険になります。
ニューヨーク州に住む、アメリカ市民権か永住権保持者が対象の医療保険ですが、妊婦用メディケイドに限り、ニューヨークに住んでれば移民ステータスは問われません。
保険料、処方箋薬、医療費の全てを政府が負担し、さらに生まれてくる子供にも一年間の医療サービスが付いてきます。
申請条件は
スポンサーリンク
受給するには条件があり、、
・妊娠していること
・ニューヨークに住んでいること
・規定内の所得
そして該当する所得が
(*妊婦は1人で2人世帯と数えます)
学生ビザだと、就労は禁止されているのでこれに当てはまります。
申請はこちらを通して申請してください。
こちらは日本語サポートもあります。
なお、メディケイドの運営自体は州に任されているため、内容は各州によって異なります。
メディケイドのメリット
・医療費が全て無料
・生まれた子供も1年間無料で医療を受けられる
・指定の病院だが、その中から選べるし、いい病院が多い
メディケイドのデメリット
・指定された病院の中からしか選べない
・低所得者の保険だし、そういう態度で接してくる人もいる
・日本人の先生がいない
あえて、デメリットの意見を探しましたが、無料で出産出来るし、これほど親切な制度はないと思います。なので個人的には、メリットの方が多いと思います。
まとめ
アメリカ、ニューヨークでの出産は、とても大変です。
しかし、こういう制度があるのを知ってるのと、知らないのでは選択肢もだいぶ変わってくると思います。
アメリカで産まれただけで、子供は、アメリカ国籍ももらえますし、子供の将来の選択肢の幅も広がりますね。
こちらで生き抜いている移民の方達などは、色んな手段を使って、生き抜いています。妊娠、出産に限らず、自分で情報を集めサバイブしていく姿勢で生活していれば、大概のことはなんとかなると思います。
ただ、出産費用はかかりませんが、その後の生活はあくまで自分次第です。ニューヨークで生活するのなら、ちゃんと計画を立てての行動をお勧めします。
子供一人抱えての、ニューヨーク生活は本当に大変ですから。。
スポンサーリンク