アメリカNY育児環境の特徴。イクメンは普通の事だった。

      2017/10/03

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どーも。NYパパです。

ニューヨークでの育児の捉え方は日本とはどう違うのでしょうか?

僕はかれこれもう10年近くはこちらで生活してますし、こちらでしか育児の経験がないので、自分の話と周りのパパたちの話を参考にして話していきたいと思います。

 

家族の時間が大事

家庭が最優先、次が仕事

 

日本では

父親は家族を養うために毎日朝早くから夜遅くまでせっせと働きます。

僕のように美容師をしている父親は夜も帰りが遅く、帰ってきた頃には子供はすっかり寝ていてもおかしくはありません。もちろん他のお仕事の方もそういう方は少なくないと思います。

男は30代、40代はバリバリ働いてキャリアを積んで突き進んでやるぜ!という人は多いと思います。が、その分家庭でゆっくりする時間や、家族との旅行や子供の行事、ましてや育児などはなかなかする時間がないと思います。

育児をしたくても残業、上司からの呑みの誘い、など仕事で疲れて家に帰った後に子育てするエネルギーは残ってないかもしれませんね。

美容室も無駄な拘束時間が多い会社も未だに多いし、はっきり言って効率が悪いし合理的ではないのですが、多分今の日本と同じで古い体質の人たちがまだ仕切っているところが多いからだと思います。

そういう風に日本社会が子育てしやすい環境がまだ整ってないというのも、日本で家庭が最優先しにくい理由の一つなのでしょうね。

アメリカでは

家庭一番に考えてる方が一般的だと思います。

家族と一緒の時間を一番大切にして、会社はあくまでも収入を得る手段です。日本のように家族との時間を仕事より下に見ている方は殆どいないでしょう。

家庭を顧みずに仕事に打ち込むような事をしたら多分、家庭もうまくいかなくなる事でしょうね。アメリカは家事も育児もシェアしてやっていく感覚だと思います。

育児参加も旦那さんから積極的に関わっていくのが現在では当たり前です。

家事も役割分担で

出来る方がやればいいと思います。

僕も昔は男は外で稼いで女は家庭を守る!という昔ながらの決まりというか常識がありました。特に僕は九州出身なので周りもそういうのが当たり前でした。

なんなら男は船で女は港。みたいな人も結構いました。

僕の祖父は共働きなのに家事は一切せず、子育ても祖母に任せきり、自分は好きなことにお金をつぎ込んでいました。祖母は文句も言わず無駄使いせずに、子供や孫のためにちょっとずつ貯金をしていました。

祖父がなくなった後、しばらくして祖母があの人は私の事を名前じゃなくずっとおいと呼んでいたのよ。と言ってたのが印象的でした。

まあ時代というのもありますが、まさに亭主関白!アメリカではありえない話です。(僕の周りのアメリカ人女性が強い人ばっかりだっただけかもしれませんが笑)

話が逸れましたが、要は役割を決めて家事も育児もシェアすればいいと思います。

共働きならまさにシェアが必要だと思います。料理が得意な旦那さんなら料理を旦那がすればいいし、家事、育児も、得意ならやっちゃえばいいと思います。

奥さんの方が稼ぎがいいなら専業主夫になってもいいですね。

育児参加も子供と遊ぶ、とか楽しい事だけやってイクメンぶるのはもってのほかですね。

嫌な事(例えばオムツ変え、歯磨きなど??)もちゃんと共有していかないとダメですね。

自分が得意な家事、育児をして苦手な方をやってもらうとかでもいいと思います。

あと、旦那が育児を全くせずに奥さんに任せきりなら、思い切って一日子供を世話させてやればいいと思います。どれだけ大変かわかりますし外で一日働いてる方がよっぽど楽だとわかります笑

子育てを楽しもう

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これは大事だと思います。

唯一の休みや空いた自分の時間を犠牲にして子供の世話をしてる。などと思って育児をしてると時間の無駄ですし、もったいないです。

子供の可愛い時間はもう戻ってきません。子供は毎日成長してます。昨日できなかったことがある日突然出来るようになったり、いつも忙しいのにダッコダッコと言ってきますが、今のうち噛み締めておいた方がいいです。(僕も先輩に子供はあっという間に大きくなってそのうちダッコさせてくれなくなるよ、と言われいつまでうちの息子もダッコさせてくれるのかなあ?と考えるようになりました笑)

子育てをすると時間が無くなるというなら、状況に合わせて自分も変えるしかないですしそういう環境に持っていくしかないですね。仕事や趣味にしても。

日本でもアメリカのように短時間でも効率的に仕事をこなし、結果を出して早上がりする。残業してる人は効率が悪い。という風な流れになればもっと家庭の時間が作れますよね。

遊ぶ時も自分も子供になったつもりで一緒にバカしたりすると結構楽しいです!二人で笑いながら子供の真似したり真似されたりと。子供の笑い顔ほど心を癒してくれるものはありません。

何かを教える時も自分が教えてあげられることは出来るだけ自分で教えてあげようと思います。やはり子供との一番のコミニュケーションだし、思い出にも残ると思います。

まとめ

長い人生の中で育児(特に乳児、幼児)の時期なんてあっという間に過ぎて行くものだろうなと思います。一番可愛い時期なんて特に早いだろうと思います。(ずっと同じ可愛さという人もいますね!)

僕も今の可愛い時期に精一杯仕事に育児に両立してやっていきたいと思います。

お金は取り戻せますが、子供との時間は取り戻せないですからね。

 

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